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zoom RSS ハイラム・ブロック / TOO FUNKY 2 IGNORE

<<   作成日時 : 2005/12/02 02:38   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

画像 お相撲さんのように肥えた巨体を顧みず、客席のテーブルの上を因幡の白ウサギよろしくピョンピョンと・・・どころか、ドス〜ン、ドス〜ンと地鳴りを上げて渡り歩くなど、すっかりハチャメチャなおデブキャラ(笑)が定着してしまった感のあるハイラム・ブロック
 99年頃から数年間、彼が来る度にBlue Note Tokyoに足を運んだ僕だけど、ここのところの彼の作品にはイマイチ乗り切れていない。過敏にFusion色を排除しようとしたあまり、勢いロック方向に偏ってシフトを切り過ぎているように思えてならないからだ。
 そんな彼の2年ぶりの新作『TOO FUNKY 2 IGNORE』が発表になった。さぁて、今度の新作の中身はどうなのよ?、ハイラム!。

Hiram Bullock's web site : http://hirambullock.com/
【 Fusion, Black/R&B 】
Hiram Bullock
『TOO FUNKY 2 IGNORE』
(2005)

01.GIVE 'EM THE ROCK
02.EVERYTHING YOU DO
03.MR. BROWN
04.YOU'RE NOT WHAT U SEEM
05.IF YOU DON'T MEAN IT,DON'T SAY IT
06.TOO FUNKY 2 IGNORE
07.SHINE THE LIGHT
08.GET IN THAT KITCHEN (AND MAKE ME SOME CHICKEN)
09.HANG ALL NIGHT
10.GIMME THE NIGHT
11.QUIERO EL SOL Y LA PLAYA
12.MISSIN' U TONIGHT

■Hiram Bullock (vo,g,key), Dave Delhomme (key), Frank Gravis (b), Jeremy Gaddi (dr,vo), Randy Brecker (tp), Eric Behrends(a-sax), Donny McCaslin (ts), Charey Drayton (dr,g,b,) Jason Peterson (as), Katreese Barnes (lead & backing vo), Marilyn Kleinburg(b-vo), Nut Burn (rap), Steve Wolf(dr-programming), Peter Kikidakis (ts), Jeff "TAIN" Watts (dr), Claudia Acuna (b-vo), MarkQuinones (per), Lou Soloff (tp), Will Lee (b), Clint DeGanon (dr)

Produced by Hiram Bullock 



 その昔、デヴィッド・サンボーンのバンドにいた頃はすっきりスリムで、華麗に軽やかにステップを踏みながらギターを弾く彼は、本当にファンキーでかっこいいギタリストだった。それなのに今は・・・(苦笑)。
 ハイラムとは仲の良い音楽ライターの工藤由美さんには、すっかりイジられ役とされているようで、そんなふうにいぢめられてる記事を微笑ましく読むのも、それはそれで楽しいのだけれど、ここまで肥大化(笑)が進むと今度は彼の体が心配だ。いや、体も心配だけど、毎年恒例となっていた6月のBlue Note公演が今年無かったのは、ついに彼の体重が行くところまで行ってしまい、テーブルが悲鳴を上げて幾つも壊れて(壊されて)しまったからだとか、店のホール・スタッフ全員が「怖くてもう見てられません!」ってブッキング担当さんに陳情したとかしないとか、ファンの間でまことしやかに語られているんだよ。そっちこそ心配だ。多分みんなウソだと思うけど・・・(笑)。



 さて、冗談は置いておいて新作のお話。

 今作は全曲歌モノです。正直に言うとちょっと淋しい。そんなにギター・インスト弾きたくないんかい・・・(苦笑)。
 「TOO FUNKY」ってタイトルで謳っちゃうくらいだから、泥臭いロック色は薄いのかと想像していたけれど・・・。これは僕の思い込みが強いせいだから仕方ない。今のハイラムにサンボーンの“CHICAGO SONG”のノリを求めてもダメだって解ってはいるんだけどねぇ・・・(苦笑)。結果、結構イナタくRockしてるよ。Funkyって言葉は、JB''Sのそれを思い出して頂ければ間違いは無しかな。
 ただ、吹っ切れたように唄もギターも気持ち良く暴れてるので、彼の音楽にとって重要な「痛快度」は誰の耳にも戻って来ているように感じるはずだ。彼の近作の中では一番気持ち良くドライヴしているのは間違いないだろう。

 この際、ウルサイ曲はほっといて(笑)、おすすめは終盤の2曲。
毛色の違うトロピカルなムード漂うJはラテン・テイストたっぷりのメローなミディアム・チューンでAORファンも楽しめそう。
 彼の曲では“ANGELINA”が好き、ってセンスの方にはちょっぴりセンチメンタルなKを。このアルバムにリッキー・ピーターソンは参加していないけど、彼が関わっているのかとつい思ってしまうような1曲だ。(コーラス参加のジェイソン・ピーターソンって彼の兄弟?。)ハイラムの弾くスチール・ストリングスの生ギターもランディー・ブレッカーのフリューゲルホーンのソロの音色も、なんとも切なく迫って来る。こんなハイラムがもっと聴きたいんだよ〜!!!。



 彼がなんと言おうと、僕は80年代後半のATLANTIC諸作の頃の彼が大好き。もっとFusion 的な楽曲をプレイするようにと言うレコード会社の方針もあってか、彼はこの頃の作品を不本意な部分もたくさん有ったと語っていたけど、そんなの後で聞いたハナシ。全般ファンキー、インストはクール、適度にロック、バラッドはまるでAORのそれのようにメロー。そんなハイラムの音楽のバランス感覚が頭に染みついているんだ。だから彼がやりたいように、例えばロックっぽい歌モノばかりに作風をシフトさせてしまうと、つらい。かなりツラい。1曲1曲に文句は無くても、それをまとめてアルバムとして、ハイって提示されると楽しめなくなっちゃう。

※↓コイツはその時代、一番僕が好きだったアルバムで前述の“ANGELINA”収録。

Give It What U Got

Give It What U Got

  • アーティスト: Hiram Bullock
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


 今作も全曲歌モノだから、タイプとしては僕にはキツいのかなぁ、なんて少々不安もあった。でもこれはそれなりに楽しめたよ。ここのところ運転中もよく聴いているし。これでクールなインストが2〜3曲挟まっていると、本当に文句なし。次作は是非そうして欲しいよ。やりたい音楽を心のままに演奏するのも彼にとって大事なことかも知れないけど、ファンが望む事との折り合いも、やっぱりちょっとは考えて欲しいんだな。

トゥー・ファンキー・トゥ・イグノア
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コメント(4件)

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ハイラム・ブロック、もう5〜6年も前で
しょうか、私のBN東京デビューを飾って
くれた(出演したのではありません 笑)
アーティストです。
彼の作品はもちろん、名前さえ聞いたことも
無いのに(失礼)、ただBNに行ってみたい
一心で、予習もせずにライブを観ることに…
「もし全然楽しめなかったら…」という心配が
無かったと言えばウソになりますが、さすが
一流ミュージシャン、本当に楽しかったです。
テーブルの上を歩いちゃったり、客席に降りて
のプレイもとっても盛り上がりました。

yk2さんは最近の彼の作品にはイマイチ納得
いかないご様子なのですね。
音楽的なことはよくわかりませんが、
アーティストとして長く活動して行く途中には
「あれ〜 この人どこへ行こうとしている
の?」と思うようなことが起こるのも仕方ない
ことなのかもしれません。

未だに彼のCDは1枚も持っていないのですが
(苦笑)、もう一度ライブを観てみたいし、
そんなわけでなぜかとても親近感を覚える
アーティストです。
また元気に来日してくれるといいですね (^.^)
なんちゃってトライリンガル
2005/12/04 13:26
こんばんは。

>私のBN東京デビューを飾ってくれた
>(出演したのではありません 笑)

んなコト、敢えて云わなくても分かってますってば(笑)。

あのおデブが図々しくもお客様の召し上がるお皿やグラスの乗るテーブルの上を渡り歩くのですから、さぞや吃驚されたコトでしょうね〜。お初のBlue Note Tokyoにしては出演者の品位が低すぎたのでは?(笑)。

>未だに彼のCDは1枚も持っていない

なんトラさん、ギター・インスト聴くの平気だって言ってたから意外と平気かもよ。

ところでハナシ変わりますが、コメント書く時、あんまり改行意識しなくて平気ですよ。見る人により画面や字の大きさや設定が違うので、几帳面に改行すると、逆に先頭一文字だけで終わっちゃったりしてますよん。

某BBSでのクセが抜けないね(爆笑)。
yk2
2005/12/05 00:17
なんか、私のコメント、すごく読み辛いカタチになってますね、ごめんなさい…
以後、気をつけますです (^.^;
なんちゃってトライリンガル
2005/12/05 19:42
 あら。珍しく殊勝なる御言葉・・・などと、また憎まれ口をきいてみる(^^ゞ。
長年あの場所で染みついた習慣だもん、仕方ないよ(笑)>改行。気にせずにね〜!
yk2
2005/12/06 12:42

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