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zoom RSS さよなら、ルーサー

<<   作成日時 : 2005/07/10 00:15   >>

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 今日(9日)はルーサー・ヴァンドロスが亡くなってしまってから丁度1週間。あれから彼のアルバムをいろいろ聴き返してみた。勿論みんなが大好きだろう、『NEVER TOO MUCH』もね。あれもとっても良いアルバムだと思うんだけど、それでもやっぱり僕には、リアルタイムで買って聴き始めた頃の作品の方が思い出深いんだ。たとえ、それが年代的にシンセの多用や打ち込みが当たり前の頃の音で、今の音のトレンドからは外れてしまっているとしても、ね。


【 Adult Contemporary / R&B 】
GIVE ME THE REASON / Luther Vandross(1986)

 「最近ルーサーの話を聞かないけど、その後の病状どうなんだろう・・・。」
4月半ば、友人の結婚パーティに使うBGM用のCD-Rの為に、彼の1994年のアルバム『SONGS』からMcFADEN & WHITEHEADのカヴァー“AIN'T NO STOPIN' US NOW” をチョイスした時に思い出し、その時書いた自分のブログにもそう記していた。
 でもその時は、きっと良い方向に向いているんだろう、ステージにはまだ立てないのかも知れないけど、今はゆっくりと療養しているんだろうと思っていた。まさか彼がこんなにも早く逝ってしまうなんて、夢にも思っていなかったから。


 僕がルーサーを初めて聴いたのは、やっぱり80年代前半に“NEVER TOO MUCH”をラジオで、が最初だったと思うのだけれど、ルーサーの名前を記憶に留める様になったのはもう少し経ってから。カッコいい曲だなとは思っていたけど、誰が歌っているのかはずっと知らないままだった。
 僕はその頃、あんまりブラック・ミュージックが好きじゃなかったんだな。
子供の頃、5歳年上の兄と一緒に見ていた「ぎんざNOW」(ふる〜・・・苦笑)でのアースのビデオのケバケバしさと、ディスコに対するイメージの悪さ(笑)がず〜っと頭に有って、あーゆー音楽は僕が聴くもんじゃないと思ってたんだ。
 でもリトナーやベンソンにはまって、フュージョンを色々と聴くようになると、カッコいいグルーヴはみーんなブラック・ミュージックから来てるんだ、って気が付いた。丁度その頃はチョッパー(スラップ)・ベース全盛で、ベース弾いてた同級生がスタンリー・クラークやマーカス・ミラーを教えてくれた。「ファンキー」なんて言葉を知ったのも、彼らを意識して聴くようになってからだった。


 大学生になって、勉強もロクにせず渋谷の消防署通りにあった洋服屋のバイトに明け暮れてCDプレイヤーの付いたシステムコンポを手に入れた僕は、毎日の様に渋谷のCDショップに足を運んでいた。バイトの給料は殆どが無条件で服とCDとに変わった。特に東急ハンズの向かい、ディスクユニオンの2階にあった輸入盤専門のFRISCOには本当によく通ったっけ。ここは結構ブラック系が充実していて、行くのがとっても楽しいお店だったなぁ。
 忘れもしないんだけど、或る日のこと。やっぱりここFRISCOでCDを物色していた最中、店内BGMで掛かったナンバーが耳に留まった。うひょ!、いかにもマーカスくさいチョッパーにポップなシンセと適度に歪んだギターが心地良く被ったイントロに導かれて、あまーくツヤっぽいオトコの声が聞こえて来る。ああ、なんて好みに‘どストライク’なブラコン・ナンバー!。これがルーサーのアルバム『GIVE ME THE REASON』の2曲目に入ってた“SEE ME”だったワケ。モチロン、この1曲で即このアルバムを買ったんだ。
 早速カセット・テープに落として、以降バイト先のBGMにしていたコトは云うまでもなし。“SEE ME”はもちろん、あまーいバラッドの“SO AMAZING”がメチャクチャお気に入りで、オリジナルのテープ作る時もよく入れた。それに、ヨギ・ホートン(dr)やカーク・ウェイラム(sax)、ドク・パウエル(g)の名前を覚えたのも、このアルバムを買ったからだったんだよね。

 ルーサー・ファン達からの評価は決して高くないのかも知れないけど、僕はやっぱりこのアルバムが一番好きだな。誰に何と言われようともね。


 本当はもう少し早く、ルーサーが亡くなってしまった事について書きたかった。
でも彼が天に召されたは、こんなのって遣り切れないけど、なんと偶然にも僕の誕生日。もう別段誕生日だからって、なにがどうこう有るワケじゃなかったけど、さすがにすぐには自分のブログに追悼文めいたものを書こうって気持ちにはなれなかった。タイミング悪すぎるよ、ルーサーったら(苦笑)。
 この先、ずっと僕は自分の誕生日を迎える度に、あなたが逝ってしまった事も思い出すんだろうね。まだまだ、たくさん素敵な歌が聴きたかったよ。ライブも観てみたかったのに・・・。さよなら、ルーサー。



※このブログは図々しくも音楽ライター・金澤寿和さんのブログ、「Light Mellow on the web 〜 Turntable diary」にTBさせて頂いてます。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おひさです。
ルーサー没後、多くの人が彼の作品について
コメントされてますが、「GIVE ME〜」に言及
してる人、ほとんどいませんね。
それだけ他にも多くの優れたアルバムがある
ということなのでしょうが。
でも私もこのアルバム大好きなんですよ。
もちろん「SEE ME」も最高ですよね!
はじめてリアルタイムで、意識して聴いた
という点まで同じです^^
同意見の人がいて嬉しい〜
怪鳥
2005/07/15 04:22
怪鳥さん:
 ようこそ、いらっしゃいませ。
5連勝でさぞかし御機嫌がよろしいことと存じます(笑)。

 それはさておき、やっぱり同世代ですね〜、このアルバムが大好きって言ってくれるのは。僕も嬉しいです〜。

 金澤さんのブラコン本読んでお勉強してる様な若者には、やっぱり『NEVER TOO MUCH』の方がLight Mellow的感覚で言えば今日的なんでしょうが、“SO AMAZING”なんかは絶対にもっと知られて良い筈の名曲だと思うんですよねぇ。

 近々お店の方にも伺うつもりでいますので、この辺のハナシも是非致しましょうね。
yk2
2005/07/15 23:33
こんばんは (^.^)
昼間、何気なくラジオのスイッチを入れたら
「追悼 ルーサー・ヴァンドロス氏特集」という
番組をやっていました。
そういえばyk2さんがブログに書いてたなぁ、
と思いながらぼんやり聴いていましたが、
言うまでもなく私にはどんな曲がかかったか
ということまではわかりません (^.^;
番組では生前のエピソードなども語られて
いました。

知っている人の突然の死というのは受ける
衝撃も大きいですよね。
ましてやかつて夢中になったアーティストで
あれば尚更…
でも、自分が年を重ねて行くほどそういう
事態に直面する機会も増えるわけで…
ホント、遣り切れませんね (-.-)

彼がちょうどyk2さんのお誕生日に逝って
しまったのは、きっと彼の存在をいつまでも
憶えていてもらいたかったからですよ (^.^)
なんちゃってトライリンガル
2005/07/17 22:16
なんトラさま:
 コメントありがとさんです〜。
ルーサー聴いてどう思ったかな?。今度「酒ノチカラ」で感想きかせてね(笑)。

 ご存じのとおり、僕はいろんなアーティストを聴いて居りますので、それこそ何年かに一人くらいは、よく聴く&聴いたミュージシャンが天に召されてしまいます。それこそそれで一々衝撃を受けてたら大変です。ですから、今回もルーサーの死がショックかと言えば、ちょっと違うんですよね。

 でもね、天寿を全うしたと思えるような人達なら兎も角、ルーサーはまだ54歳。もっと歌いたかっただろうに・・・って思うと可哀想でならないのです。
yk2
2005/07/20 13:11

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