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zoom RSS サラ・ヴォーン / 枯葉 (その1)

<<   作成日時 : 2005/01/23 11:45   >>

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  1983年のことだったと記憶しているが、TOTOが82年作の『TOTO W』でグラミー6部門を独占したその直後、FMラジオでその受賞アーティストの特集番組があった。当時高校生だった僕は、TOTOの受賞に関する話題が聞きたくて、夕方4時から放送されるその番組のために学校からすっ飛んで帰った記憶がある。その頃の我が家では、ラジオをタイマー録音する術が無かったのだ。

 ところが、TOTOの話は僕が帰るや否や息を切らしながらラジオのスイッチを入れたその時には、どうやら既に終わってしまっていたようだった。

 「うえ〜、あんなに急いで帰ってきたのに間に合わなかったよおおぉ〜。」

 ラジオの前で暫し落胆・・・。

 しかし、このラジオ番組はTOTOの代わりにとんでもなく格好良く素敵な2枚のジャズ・ボーカル・アルバムの紹介を僕にしてくれることとなる。そのウチの1枚がこれ。


【Jazz Vocal】
Sarah Vaughan / 『CRAZY AND MIXED UP』(1982)

 TOTOからいきなりサラ・ヴォーンである(笑)。
いったいどう言う番組構成の放送なのか意を疑ってしまうのだが、今となってはとっても有り難い、と言うか、よくよく考えてみれば僕の趣味趣向となんら変わらない節操の無さ(爆)。

 確か、このアルバムのアタマ3曲が順番もそのままに流されたと思う。
@“時さえ忘れて”のイントロ、ローランド・ハナのピアノに続いて聞こえて来た低い声。一応サラが女性歌手であるコトだけは元々知ってはいたけれど、ちゃんと聴くのは初めてだった。
「何だかオトコの声みたいだなぁ」が僕がサラの声に抱いた第一印象だ。
この曲も、今でこそ散々聴いて大好きな曲だが、初めて聴いた時のインパクトはそれほど大きくはなかった。

 ハマってしまったのは続く2曲。

 1曲目のメロー様式から一転、軽やかにA“THAT'S ALL”が始まる。ハナのご機嫌にスインギンなピアノ・ソロが印象的なこの曲は、当時鍵盤楽器の音と言えば「TOTOホルン」にどっぷり浸ってしまっていた典型的TOTO少年の耳に新鮮な驚きを与えてくれた。生ピ、ノリノリなんである。
初め抑え気味に歌っていた主役のサラは、1stコーラス終了後のこのハナのソロの後、徐々に声のトーンを上げて行く。気がつくとサラの声にさりげなくジョー・パスのギターが絡み付いていることに気付き僕の気持ちは高揚する。アンディ・シンプキンスのアップライト・ベースに体を揺さぶられ肩が自然と動いてしまう。囁くように鳴り続けるハロルド・ジョーンズのシンバルの音色のなんと心地良いことか・・・。
そして、サラが全てをスパっと断ち切るエンディングもめちゃくちゃ格好良かったのだ。

(その2に続く)


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