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zoom RSS 小田和正 "LIVE TOUR 2005@渋谷AX"を観て思う

<<   作成日時 : 2005/07/20 12:32   >>

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 実はこっそりと(?)、7月1日に渋谷AXで行われた小田和正のライブに行って来てたりします。彼のライブを観るのは2000年12月31日、DVDでライブ映像作品にもなっている横浜八景島のカウントダウン・コンサート『ちょっと寒いけど みんなでSAME MOON』以来、4年半振りのこと。「もういいかなぁ・・・」とも心の隅で思いつつ、年齢的にもしかしたら今回がラストツアーかも・・・なんて噂も耳にすると、やっぱりこれは一度は観ておかなくちゃダメだった・・・かな?。

小田和正 BMG Special Web Site http://www.bmgjapan.com/oda/index.html



 稀少&貴重な小田和正のライブハウス公演@渋谷AXに行って参りました。僕はなーんにもせず、友人が激戦を勝ち抜いて超プラチナ・チケットを手配してくれたのです(多謝)。

 聞くところに拠ると、今回のライブには厳重な転売防止策が練られていた為、オフィシャルのwebで敢えて地味に、それも1週間だか10日だかの直前に告知。申込者は前日までに現地に赴きその場で受付と登録。当落はライブ前日に登録したアドレスへのメールにて通知し、当選者は公演日のチケット購入時と入場時にそれぞれ本人確認を行うと言った徹底ぶり。そんな厳しい条件にも拘わらず会場800程度のキャパに対して2万人(件か?)を超える申し込みが有ったんだとか。ダフ屋や意地汚い転売人に「金になる」と狙われてるってコトは、イコールそれだけ人気が有るってコトなんでしょうが、いやはや、小田ぢい(※(C):山本潤子さん)の人気、相変わらず凄いもんです・・・。

 で、久々に観た彼のライブはどうだったかと云うと、ハイトーンはこの日も驚く程に強く出ていましたし、声質も50歳代後半とはとても思えぬ相変わらずの美声。ただこの日は逆に低音がフラット気味だったかな。それでも彼のヴォーカルはいつ聴いても素晴らしい。今回も素直にそう思わされて来ました。衰えを知らない、ってのはまさにこーゆーコトを云うんでしょう。


 まだまだ彼のツアーは冬まで続いて行くそうなので、ネタバレ考慮であまり突っ込んでは書きませんが、今回の演出には昨年のTV番組『風のようにうたが流れていた』でのレギュラー経験が、良いにつけ悪いにつけ、とても大きな影響を与えているように思えます。

 昔はクールでつっけんどんだった彼も、年齢を重ねて今や別人。とってもサービス精神旺盛に変わっているのです。今までのライブでは後半最高潮に盛り上がる場面で演奏されていた某大ヒット曲を開始早々に歌ってしまったり、TV番組の再演のような他のアーティストをカヴァーするコーナーを設けみたりと、TVを観て初めてライブに足を運んでくれた人、はたまたCMで“言葉にできない”を聴いて興味を持ってくれた人、これって要は所謂「昔からのコアなファン」以外にも楽しめる、親しみやすい構成を意識しているんでしょうね。

 でもね、彼自身は純粋に来た人に喜んで貰おうとでやっているのかも知れませんが、TVだとほとんど気にならなかったこのポピュラリティーの追求が、ライブでは随分とハナについてしまったのです。他人の歌をあんなに歌ってオリジナルが減るのって、どうなのかな?。僕にはとっては久し振りに来た彼のライブ。せっかくなんだから、もっと聴きたい曲が他にたくさん有ったのに・・・。


 彼自身が「敢えて、今までのファンが喜ぶことよりも、今自分自身が歌いたいことを歌った」と語っていた前作のアルバム『個人主義』。それを基に構成されていた、5年前の“SAME MOON TOUR”で、僕は生まれて初めて「同じ人の同じツアー」のライブを3回も観てしまいました。それは、短い期間に一人のアーティストのライブを追いかけるより、1回ずつで良いから色んなアーティストのライブにたくさん足を運びたい僕にとっては異例中の異例のコト。それだけ彼のコンサートがあの頃の自分にとって、感銘を受ける素晴らしいものだったのです。(『個人主義』に関しては以前のブログで書いているのでここでは深く触れませんが)

 それと比較して今回はどう?。また何度も観たい?。
そう訊かれたら、僕の答えはNOかも知れません。
 
 ほら、例えばスポーツの「珍プレー好プレー集」ってちょこっとTVで見るのは面白いけど、単に笑えたり、「すげー!」って言って終わっちゃうでしょ?。本当にゲームの初めから終わりまで観ていて、その流れの中でハプニングやファインプレーとして起きたそれを目撃するのとは感動が全然違いますよね。

 音楽だってそれと一緒です。
そのアーティストが大好きで、1曲1曲単体ではとても良い楽曲が多かったとしても、ベストアルバムにあまり感情移入出来ないコトってありませんか?。どんなにヒット曲やキャッチーなタイアップ曲ばかりがずらりと並んでいても、一貫したテーマや必然性が伝わらないとアルバムもライブも面白く思えないものだと僕は思うのです。

 どうやらこれと同じような気持ちを、まるでお楽しみ袋のように色々と詰め込まれ過ぎてしまった為に感じるストーリー性の希薄を、彼の新作『そうかな』と今回のライブに共通して僕は感じてしまったのです。大好きな「うた」がすぐそこに、幾つも流れているにもかかわらず・・・。


 この先、後どのくらい彼の新しい作品に触れられて、何回彼のコンサートを観られるのかは判りませんが、僕は彼が「自分自身で歌いたいこと」を歌ってくれるのならばまた聴きたい。でもね、TV局からの提案企画や、「〜みたいな曲をまたお願いします」なんて言うタイアップ先のクライアントのご期待に沿うよう気にしながら書いた曲ばかりなら、もういいや、です。どことなく何やら前の「あれ」に似てるよなぁ、なんて紋切り型の自作コピーめいた曲ばかりが初めから終わりまでズラリと並ぶライブも、もう観たくはないと思うのです。

 小田さんは僕が子供の頃からずっと聴き続けている、何だかんだと言ってもやっぱり一番に好きなアーティスト。彼(=オフコース)から受けた影響は計り知れません。だから、自己ベストとか総集編みたいなものでお茶を濁すんじゃなく、まだまだずっと新しい感動を与え続けて欲しいんだな。

 因みに、Newアルバムのタイトル『そうかな』「相対性の彼方」の略だそう。ならばこんな相対(あいたい)する意見が出るだろうコトも、小田さんにはハナから毎度お見通しのコトなのかも知れませんね。マスコミやみんなが、良い良いって褒め言葉ばかりしか言わないから、ちょっとヒネくれたことを書いてみたくなりました。
あしからず(^^ゞ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今頃コメント書いてすみませ〜ん (^.^;
正直言うと私も最初は「もぉ、タイアップ曲
ばかり… (-.-;)」とあまり良い気はしません
でした。
でも、何度も聴くうちに作品の持つ「味」が
私なりに感じられて来て(スルメか?)、
そんな違和感もだんだん薄れて行きました。

アルバム発表後のインタビューで小田さんは
「自分と同世代の人達へエールを贈るつもりで
作った」と話されています。
タイアップ曲を集めただけのアルバムには
したくないという小田さんの思いの表れ
なのかもしれませんね (^.^)

今回は小田さん初のアリーナツアーですので、
大きな会場でのライブにもぜひ一度足を運んで
みて下さい。
SHIBUYA-AXとはまた違った小田さんに会えます
よ、きっと (^_-)-☆
なんちゃってトライリンガル
2005/09/06 00:54
なんとらさま:
 ちょっとご無沙汰しちゃってますね、すみませぬ。追ってメールもしますので。

 別にタイアップすることが悪いとは思ってないのですよ〜、僕だって。でもね、ハッキリ云っちゃうと、ライブで観る“キラキラ”とかが妙に子供っぽくつまらない曲に思えてしまったんですよ〜、この時は。

 TVで何度か、アリーナ・ライブの模様を断片的に観ましたが、何もあんなに走り回らなくても良いから、もっと落ち着いたムードの中で“夏の別れ”とかが聴きたいんだな、とか思うのは、我が儘?なのかなぁ・・・。
yk2
2005/09/07 02:32

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