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zoom RSS リズ・ライト / DREAMING WIDE AWAKE

<<   作成日時 : 2005/06/03 15:00   >>

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 5月の末にverve期待の若手女性ボーカリスト、リズ・ライトのセカンド・アルバム『DREAM WIDE AWAKE”がリリースされた。とっても心待ちにしていた彼女の新譜なので、早速購入してワクワクしながらプレイヤーのディスクトレイに乗せてみた。だけど、何度聴いても妙にさっぱりした感じ。悪くはないんだけど、しっかり聴いていないとスーッと流れて、何となく終わって行ってしまうのだ。味わいの深さが売りのハズの彼女なのに、どーしちゃったんだ?。

Lizz Wright's official web sitehttp://www.lizzwright.net/
ユニバーサル・ミュージック Lizz Wright
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/lizz_wright/index.html


【 jazz / Adult Contemporary 】
Lizz Wright / 『DREAMING WIDE AWAKE』 (2005)

 ジョー・サンプルにフィーチャーされた『THE PEACAN TREE』(2002)でリズ・ライトを知って以来、華麗でありながらもどこか儚げで愁いを含む彼女の歌声に、ずっと僕は惹かれて来た。翌03年に発売された初のアルバム『SALT』でverveの会長であるトミー・リプーマや彼女と同じく南部出身であるドラマーのブライアン・ブレイドらがプロデュースするなど、ヴァーヴ・ファミリーの全面バックアップのもと堂々たるデビューを飾った彼女は、この年と翌年続けて来日。東京他の各BLUE NOTE、Motion Blue yokohamaでソロとしてライブも行っている。

 昨年末の横浜でのライブには僕も出向いたのだが、存分に魅せられて、その晩の内にすっかり彼女のファンにさせられて帰って来た。作風やバックの演奏には南部的な土臭さや素朴さが十分に残されているにも関わらず、ひと度彼女が声を発すると、一瞬の内に景色が洗練されたものに変わってしまうのに驚かされたからだ。まだ24歳(当時)だと言うのに、しっとりと包み込む様な柔らかさに加え、深く落ち着いていながらも爽やかなまでに伸びやかな声と表現力を持ち合わせている彼女は、しとやかで佇まいのとても美しい女性だった。


 前作『SALT』は、やや内省的テーマを多く含んだアルバムではあったが、聴いていてどうにも辛くなる程の重い作品では決してなかった。ジャズをベースにしつつ、チック・コリアのペンからなるフローラ・プリモのカバーの@“OPEN YOUR EYES, YOU CAN FLY”でのR&B感、ケニー・バンクスのB3やジョン・ハートのブルージーなギター・ソロが黒さを煽るゴスペルのD“WALK WITH ME,LORD”、ちょっとフォーキーなリズのオリジナルのE“ETERNITY”や淡々とした語り口が余計に悲しいI“BLUE ROSE”などがバランス良く配置されていて、バラエティに富み飽きさせない、トータルで聴くに耐えうるクオリティを持った佳作だったと思う。その思いは今聴き直してみても変わらない。

 そこでこの新しいアルバムと聴き比べてみる。
曲調や作風が大きく変わったわけではない。リズ本人も何も変わっていないのかも知れない。何がどう悪いというわけでもない。

 それなのに、この新しいアルバムは何故かあまり僕の心に引っ掛かって来てくれない。曲単位で見れば好きな曲もちゃんと有る。でも前作のようにぐっと引き込まれる様な力強さが感じられないのだ。


 じゃ、一体この差は何なんだろう?。
答えは簡単。「jazz、R&B色が薄まってフォーキーで緩くなったこと。」これが原因なのだ。

 リズ本人が欲したことか、それともスタッフの勧めかは窺い知ることは出来ないけれど、どうしてリズとジェシー・ハリスノラ・ジョーンズの“DON'T KNOW WHY?”の作者)を組ませたのかなぁ。これは完全に趣味の世界だから、この組み合わせを良しとする人もいるだろう。でも僕はリズにノラのフォロワーになることや、なんとなーく、とってもゆる〜いあの癒しムードは求めていないんだよなぁ。

 そもそも前作ではブルーノートのノラに対するヴァーヴの返答がリズだ、なんてレビューも有ったくらいに「対極」にいるイメージだったのにねぇ・・・(って、本人がそんなコト知ってるワケもなし・・・苦笑)。


 ま、きっと僕がノラやジャエシー・ハリスの良さが理解出来ないヒネクレ者だからってコトもあるだろう。リズの歌は相変わらず深く美しいし、曲だって1曲単位でそれぞれ考えればどれも平均点以上は取れてると思うし・・・。逆にノラが好きな人には良い方向に理解されるかも知れない。でも僕みたいに適度なクロさを求める向きにはちょっとあっさりしちゃってるのかなぁ。豚のモツと豆たっぷりの煮込みやガンボなんかのソウル・フード食べたかったのに、何故かあっさりとコンソメが出て来ちゃったような、って気分(笑)。どっちも美味しいんだけどね。

ドリーミング・ワイド・アウェイク
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