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zoom RSS Matt Bianco "JAPAN TOUR 2005"

<<   作成日時 : 2005/04/02 23:38   >>

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 マット・ビアンコの来日公演、東京二日目の3月30日に行ってきました。

 会場は有楽町・東京国際フォーラムのホールC。確かに巨大なホールAと比べたらこぢんまりとはしていますが、雰囲気好く落ち着いたムードがあって、訪れたのは今回でたった2度目ではありますが、僕は好きなホールです。

 「バーシアがいるのにホールAじゃないの?」なんて、まるで都落ちしたみたいに云う人も居たみたいだけど、ただ広いだけであんな音響最悪のホールよりは絶対こっちの方が良いと思うな。なんてったって僕が大きいホールでのコンサートに行かなくなった原因の張本人?みたいなホールですから。
 
 嬉しいことに席は前から8列目でほぼ中央。近すぎて舞台を見上げなければならない1列目からは緩やかな傾斜がついているので、ここならもう大丈夫。首がキツくなることもなさそうです。このホールのベストポジションかもね。ありがたやありがたや〜。

 で、客層はと云うと、当たり前のように?30代〜40代が中心。女性同士二人とか、仕事帰りの人が奥さんと待ち合わせして、なんて感じの人たちが多かったように思います。僕の周りの皆さん、マット・ビアンコの話題と云うよりも圧倒的にバーシアの話をしてる人が多かったのが笑うに笑えませんでした。やっぱりな・・・って感じ(苦笑)。


 定刻の7時にホールの照明が落とされ、サポートメンバーたちが先ずステージに。ベース、ドラム、パーカッションのリズム隊にギター、女性バックボーカルが3人、サックスとトランペットの計9人が各ポジションへ。・・・ってコトは総計12人。結構な大所帯ですよね。ちなみにコーラスのひとりはバーシアのお姉さん。顔がおんなじなので紹介されなくてもすぐ判ります(笑)。

 やや遅れてバーシア(vo)が白いシャツ+ブラックのパンツ、スキンヘッドのダニー・ホワイト(key)とマーク・ライリー(vo)が赤いシャツ+ブラックのパンツのお揃いの出で立ちで登場。

 バーシアは噂どおりちょっとふっくら。でもまぁ、びっくりってレベルの変わり様では無いと思います。それよりも、細くて身長のあるダニーはともかく、マーク、ちょっくら出てしまっているそのおなかで、股上の浅いパンツとドでかいバックルのベルトの合わせは君には似合わん。なんかとってもいかがわしいヒトっぽいぞ〜(笑)。

 余談はさておき、演奏は新作『MATTA'S MOOD』から“SLIP & SLIDING”でスタート。

 今日を楽しみに、待ちに待ったバーシアの声が発せられた途端、僕も席から立ち上がりたい衝動にかられたけど、もちろんそんな勇気はありませんから(苦笑)、おとなしく座ったままでハンドクラップ。でも絶対にずっと座ったままで聴く音楽じゃないよなぁ・・・。

 それにしても、この曲で始めるのっていいね。

スリップして、滑って
また挑戦するチャンスができる
もう一度挑戦して
もう一度失敗して
つまずけば
もっといい転び方になる


バーシアとダニーが復帰して、3人でする初めてのツアー。再会&再出発のテーマにはぴったりの前向きな曲だと思いませんか?。きっと彼らもそう思ってチョイスしたんだろうなぁ。

 2曲目は、84年の1stアルバムリリース直後、彼らの道はマット・ビアンコとバーシアのソロ・プロジェクトとに別れてしまったけど、共に敬意をもってそれぞれのレコーディングに参加して貰っていたサクソフォン・プレーヤー、故ロニー・ロスに捧げる“RONNIE'S SAMBA”を。

 1曲目の表情豊かなコーラスとは違えて中低音でクールに歌うバーシアのリードボーカルに、観ているこちらは思わず笑顔になってしまいます。歌声はまったく変わってないね。ちょっと遠目にはクリス・ボッティ似のハンサムなサックス君が、バリトンに持ち替えずにテナーでソロを取ったのには「あれれっ?」だったけど。やっぱりロニーと云えばマット・ビアンコのファンにはバリトンじゃないのかい?。


 3曲目は“WRONG SIDE OF THE STREET”・・・って、曲順をちゃんと覚えているのはここまでです。このブログに詳しく書きたかったからずっと終わりまでメモしようとも思ったけど、そんなコトしてるよりも単純に楽しみたくなっちゃったので、やめました。

 正直云いますと今回の来日公演、なんだかみんなバーシア目当てに来ているお客さんばかりで、マークがそんな空気を肌で感じて冷めてなきゃいいな・・・なんて余計な心配しながら観てたんです。でもそんな風に心配してる自分が、実は一番に冷めて居たのかも知れません。実際、バーシアのソロから先ずは“CRUISING FOR BRUISING”を早々にやってくれたんですけど、みんなもう大喜び。僕ももちろん喜んでましたが・・・(^^ゞ

 で、そんな度に僕は、今マークは歓声を受けるバーシアの隣で、どんな気持ちでオーディエンスのこの反応を感じているかな・・・、なんてつまらないコトばかり気にして彼の顔色を見て居たのです。

 でもね、そんな冷めた気持ちも“GOLDEN DAYS”聴いちゃったら吹っ飛んじゃいました。

 この曲の2コーラス目で、リードとバックの区別無くマークとバーシアが同じパートを歌うのですが、ふたりの声が混じり合う感じに、ああ、余計な心配しないでいいよ、名前なんてマット・ビアンコだろうが、バーシア個人だろうが、そんなコトどうでもいい。マークのちょっとトボけていつつもクールな味に、バーシアの表情豊かでドラマチックなアレンジのボーカルが乗っかってるから、こんなにも心が躍るような気持ちの好いハーモニーになってるんだよ。それに間奏のトランペットのところなんか、バート・バカラックっぽくって何度聴いても好きなんだよなぁ〜。これはきっとダニーのサウンド・センスだよね。

 ってコトはだよ、この曲はこの3人が揃わないと成立しないってワケじゃん、なんて思い(非常に勝手な思い込みなんですが)が、急に頭の中でまとめ上がっちゃったんです。彼らは僕なんかが思うよりずっと、プロとして、旧い友人として、そしてユニットのマット・ビアンコとして、ちゃんとひとつになって演奏してるんだよ、ってね。

 そう思い至ったら、スコーンと抜けちゃいました。後はもう、ただただ素直に楽しくて、観ていて嬉しかったなぁ。

 その後も新作はもちろん、お互いの過去のナンバーが次々演奏されていくのですが、同じステージで演奏されることに全く違和感がなく、彼ら3人の音楽性が元々とても近いところにあった、って云う事実を再確認出来た夜でございました。大満足!。


 バーシアが好きで観に来たけど、マット・ビアンコなんてCMでマイケル・マクドナルドの“WHAT A FOOL BELIEVES”のカバー歌ってるのしか知らない、なんてヒトも結構居たと思うんです、実際のトコ。

 でもね、この日お客のお尻をイスから上げさせたのはバーシアの曲じゃなくてマット・ビアンコのナンバー。(どっちがノリが良いとかじゃなく、音楽のタイプの問題ですからね。)やっぱり“YEH! YEH!”聴いて座ってたら、ねぇ。

 今日でバーシアのファンもマークの音楽が楽しいって、きっと気付いてくれたくれたんじゃないかな。だから、こんなユニットに居るよりも、またソロでバリバリ・・・なんて言わないで、マーク、ダニー、バーシアが一緒に作る音楽を楽しんで欲しいのです。もちろん、もしマット・ビアンコと平行してバーシアがソロ活動するのなら、何等問題はございませんけどね。

 オリジナル・メンバーが揃い、初期のjazzy路線に回帰した彼ら。3人がずっと揃って、これからも多様なラテン・フレイバーをポップに咀嚼して、お洒落で新鮮で楽しい音楽を僕ら、リスナーに送り続けてくれることを心から願います。


※追記)
 今回、中間部でマークとバーシア、コーラス隊が一旦下がって、ダニーのエレピが主役のインスト作品“Matt's Mood V”が演奏されたのですが、これがモロにブリティッシュ・ジャズ・ファンクのグルーブに溢れててめちゃカッコ良かったのです。これからはダニーのこっちの趣味ももっと披露して行ってくれたら、僕は嬉しいな。

◇過去の関連ブログ
バーシア / TIME AND TIDE
マット・ビアンコ / Matt's Mood

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どうなってるの?、Matt Bianco
 MTVがブレイクし、コンピュータによる打ち込みサウンドの登場で劇的に音楽界が変わり始めた83年頃のブリティッシュ・ムーヴメント、ファンカラティーナから飛び出して早20数年。新たな作品を発表するたび、ジャズ、ボッサ、ラテンから果てはAORまで巧みに取り込み、切り口を変え、様々なエッセンスを溶かし込んだ良質のポップ・チューンを世に送り続けてきたマット・ビアンコ。 ...続きを見る
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2006/01/12 21:56

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