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zoom RSS ヴァネッサ・ウィリアムス / THE RIGHT STUFF

<<   作成日時 : 2005/02/07 15:05   >>

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 本当は、つい先頃リリースされたばかりの新作『EVERLASTING LOVE』のことを、と思って書き始めたのに、いつの間にかいろんな思い出が募ってこちらの作品の話ばかり書き綴ってしまったので予定変更。今日はちょっと昔(と言うほどの昔じゃないけど)のアルバムのお話を。


【 Black Contemporary 】
Vanessa Williams / 『THE RIGHT STUFF』(1988)

 僕がヴァネッサ・ウィリアムスを知ったのは、1988年の1stアルバム『THE RIGHT STUFF』からのナンバーで、プロモーション・ビデオが制作されていた@“Dreamin'”をテレビで観て、だったと思う。確か、薄暗い黄昏か夜明けの海が舞台のビデオだったと記憶しているが、思い切りクワイエット・ストームの「甘く切ない系」サウンドで、ロン・カーバーのオトナなムードのサックスがとても印象的なミディアム・バラッドだった。


 この当時はケニーGが“SONG BIRD”を収録した『DUOTONES』で大ブレイクした後で、以降、彼の路線を踏襲するフュージョン+ブラコン的アプローチのサキソフォン・プレイヤーに大きな注目が集まっていた時期だ。アニタ・ベイカーのバックでベース兼サックスでプレイしていたジェラルド・アルブライトやルーサー・バンドロス一派のカーク・ウェイラム、若くして相次ぎ他界してしまったジョージ・ハワードとアート・ポーター、そしてナジーらがソロ・アーティストとして次々第一線に躍り出た。彼らの「歌心」を重視したメロディアスなインストゥルメンタル・ミュージックは、まさに歌をサキソフォンに置き換えたクワイエット・ストームだったと言っていいだろう。

 そして、彼らサックス吹きも多分にそれを意識していて(もちろんグローバー・ワシントンJrという偉大な先達の影響だって有るに決まっていただろうが)、どのアルバムにも数曲、キラー・チューンになるようなヴォーカル曲を、必ずと言っていいほど加えていた。その頃のオトナ向けの甘いブラコン=クワイエット・ストームとサックスのサウンドは切っても切り離せないものだったのだ。


 だから、ヴァネッサのこの“Dreamin'”のサウンドはその頃、まさにストライク!。ブラコン好きに彼女の名前を知らしめるには充分に旬なサウンドだった。彼女は特別に歌の巧さを感じさせるタイプの歌い手ではないが、嫌みのない爽やかなその声はR&Bファンのみならず、一般のPOPファンをも魅了し、チャートリアクションもなかなかのものだったと記憶している。当時はこんな音楽で溢れてたCAFE BAR(書いてて照れるね・・・苦笑)が当たり前のように在って、ほんとに楽しかったもんなぁ・・・(めちゃ遠い目)。

 ちょっと思い出話になるけど、かつて自由が丘にグラファンっていう、音楽好きが贔屓にするなかなか雰囲気の好いお店があった。そこのBARカウンターで友達の女の子と飲んでた時のこと。彼女とは音楽の趣味が近くて、それぞれが買ったCDを貸し借りしたり、時々二人ともが好きなアーティストのコンサートに一緒に行くような間柄だった。その日もお互い色っぽい思惑など欠片もなく、ただそこでかかる音楽を肴に飲みながら、他愛のない会話を楽しんでいた。そんな時、ちょっとデヴィッド・フォスター的な匂いもする、これまた甘いバラッドのG“Darlin' I”が思いがけず流れて来た。ヴァネッサの声に聴き入るようにふたりの会話は途切れて、そのコが「素敵な曲ね」って、遠くを見るような横顔で呟いた。そんな彼女の一瞬の表情に、僕は今までのそのコに対してまったく感じた事がなかった女っぽさを急に意識させられてしまった。それまでの僕の知ってる彼女とは別物の彼女をいきなりふっと見せられた気がして、戸惑ってしまったのだ。何だか急に、妙にドキドキして、視線が落ち着かなくって・・・。でも結局はなんともならなかったけどね〜(笑)。


 このデビュー・アルバムのラストには、僕の大好きな曲をヴァネッサがカヴァーで取り上げている。ビル・ウィザースとラリー・カールトンのペンからなるJ“WHATEVER HAPPENS”がその1曲。

 彼女、知ってる人は知ってると思うけど、今にして思えば些細なゴシップで83年のミス・アメリカ
(それも史上初の黒人のミス・アメリカ!)を辞退させられている。当時、彼女の音楽が紹介される時には必ずその話がついて回って、僕も「ふ〜ん」ってな感じで、ちょっと色眼鏡で見てたかも知れない。でも、彼女の“WHATEVER HAPPENS”を聴いたら一発でそんな気持ちは消えてしまった。ビルの深く染み入るような歌唱とは全く違うけど、「なにがあっても私はがんばるわ」って歌ってるみたいに聞こえたんだ。応援してあげたくなるじゃない。

 この曲をカヴァーするんだ、ヴァネッサ・ウィリアムスって聴く音楽の趣味が合うかも・・・って思っちゃったのが、運の尽き。何だかんだと結局はず〜っと、彼女の魅力に参っちゃってるのだな(苦笑)。
あの頃24か25歳くらいのおねーちゃんだったのに、ラリー・カールトンが大好き、って言っちゃうトコもまた好きだったんだよねぇ。

『EVERLASTING LOVE』に続く(予定)



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